その日彼は死なずにすむか？

ライトノベル、その日彼は死なずにすむか？のレビューです。
ガガガ文庫、著： 小木君人、イラスト：植田 亮

評判を聞いて、小木君人のデビュー作である本編を読んでみました。

いやはや、読みやすくこれがほんとにデビュー作なのか？と思うほどでし
た。大賞を受賞しただけはあります。

私自身、こういう２度目物やタイムスリップ物が大好きなのですが、それ
を差し引いても面白かった。

まあ、話的には、ぶっちゃけ「リプレイ」や「CLANNAD」なんですが。

各キャラが魅力的。とくに、ソフィアとマキエルが凄い良かった。なんて
いうのか、ソフィアにはツボを突かれました。

もう私には、遠い世界の小学生時代のノスタルジーが、いい。

古いＳＦ好きには「未来からのホットライン」「夏への扉」「リプレイ」
（ああ、あの無茶苦茶な漫画版ではないですよ）と言えばいいのでしょう
か。読後は、昔読んだ「未来からのホットライン」の何とも言えないさわ
やかさが蘇りました。

もし、上記の本を読んだことのある方には、無条件でおすすめします。た
だしラノベですので、そこんとこはよろしく。

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)

• 作者: 小木 君人
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/06/18
• メディア: 文庫

次の作品も期待しています。

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